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by excafe21

7月24日エブリのうちレシピ紹介

皆さん、こんばんは。
今日は7月24日放送分の
エブリのうち「うち’Sキッチン」のレシピをご紹介します。

24日は初のパスタでした、実は。
「タリアテッレ・アッラ・ボロネーゼ」。

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ボロネーゼはひき肉でつくるパスタソースです。
いわゆるミートソースとほぼ同じです。
イタリア中北部エミリア=ロマーニャ州の
ボローニャ地方で作られるソースです。

タリアテッレは、パスタの種類です。
tagliare(タリアーレ:切る、切断する)が語源になっているだけあって、
きしめんの用に平たい面です。

よく似たものにフェトチーネがありますが、
一番大きな違いは原材料。

タリアテッレは軟質小麦(薄力粉の素)、フェトチーネは硬質小麦(強力粉の素)を使っています。
イタリア北部では軟質小麦が、南部では硬質小麦がよく栽培されたので、
北部ではタリアテッレ、南部ではフェトチーネが作られています。
タリアテッレは少し黄色がかったものがありますが、
これは軟質小麦はグルテンの力が少し足りないので、
たまごなど蛋白系のモノをプラスすることが多いからです。
太さ(幅)は若干タリアテッレの方が広いです。

なので、ボロネーゼも、タリアテッレも同じ北部の出身、ということでこの組み合わせです。
(アッラはなになに風というような意味です)

さて、今日は前置きが長くなりましたが、レシピです。

<ボロネーゼ> 2人分

ニンニク 2分の1
セロリ  4分の1
にんじん 4分の1
たまねぎ 4分の1

すべてみじん切り

オリーブオイル40cc

牛豚合い挽き肉 200g
赤ワイン 120cc (80ccと40ccに分けておいてください)

ローリエ 1枚
トマトピューレ 300g
塩 適量
黒胡椒 適量

タリアテッレ 150g
バター 10g

パルメザンチーズ
パセリ(みじん切り)

・工程
フライパンにオリーブオイルを入れ、セロリ、ニンニクを炒める
軽く火が通ってきたら、にんじん、タマネギをいれ炒める
*時間があれば30分程度弱火でじっくり、なければ日が通るまででOKです
別のフライパンで油を引かずにひき肉を焼く
*旨みを逃がさないよう、肉はつつかず日を通してください
 炒めると言うよりは焼くという感覚で
肉に火が通ったら野菜のフライパンに肉汁ごと入れ、80ccの赤ワインを入れ、水気を飛ばすように加熱する
肉を焼いたフライパンに40ccの赤ワインをいれフライパンについた旨みをこそぐようにとり、野菜のフライパンに入れる
ローリエ、トマトピューレ、塩、胡椒をいれたら40分~1時間、弱火で煮込んで完成
一晩寝かせると味がまろやかになります

<仕上げ>
タリアテッレをたっぷりのお湯に塩を入れ、表示時間から1分程度短い時間でゆでる
フライパンにバターを入れとけたら、完成したソース(大体120~150gぐらいが目安ですを加え加熱
茹で上がったタリアテッレをいれ、軽く混ぜ合わせる
器に盛り、パルメザンチーズ、パセリをかけて完成

ボロネーゼは冷蔵庫で4、5日もちます。
またたくさん(出来ればひき肉1キロ分ぐらい)作ったほうが美味しく仕上がるので、
一度に作り、一人分ずつ小分けにして冷凍すれば1カ月ぐらいは大丈夫です。

少し手間かもしれませんが、
ベーシックなミートソースですのでグラタンやラザニアなどにもおすすめです。
今回ソースはわりと薄味なので、チーズは少し多めにかけてみてください。
タリアテッレがない場合は普通のスパゲティタイプ(80gぐらい)でも大丈夫です。
ぜひ、一度作ってみてください!

来週は、ロンドンオリンピックも開催中ということで、
イギリス生まれの食材を使ったサンドイッチをご紹介します
ぜひご覧ください。
by excafe21 | 2012-07-25 23:40 | 各種お知らせ(other)